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ジャンル 政治学 |
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政治の体系・文化・社会化 |
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福岡政行/江上能義/大谷博愛/谷藤悦史/新川達郎/青木泰子著 |
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定価2,200円/本体2,000円
四六判/240ページ/ISBN4-7556-1026-5 |
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行動理論政治学は,政治現象をより科学的に研究する努力を進め,政治学の科学化運動を一応の成功に導いた。しかし,70年代に入り,政策科学・新政治経済学・新国家研究の台頭により,現代政治学は理論やアプローチの多様化と分散化をまねき,政治学を共通の理論体系のもとに統合することは不可能となった。そして,今日統合的な理論を再構築する明白な理由はない。しかし,われわれは理論への関心を失ってはならない。こうした努力を放棄すれば分散化のなかで活性化さええられず,「超事実主義の鉄鎖」に再びつながれ,より深い迷路に入り込むかもしれない。これが再び理論・行動理論に立ち返った理由である。行動理論が現代政治学において一つの分岐であり,それなくして現在を語りえないからである。50〜60年代にかけて盛んとなり,今日やや関心の薄れた諸理論を問うねらいもまたここにあるのである。 |
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第1章 政治体系理論の形成と変容
第2章 政治体系の理論的展開
第3章 政治文化アプローチの意義
第4章 政治的社会化の理論
第5章 政治体系と環境としての世論
第6章 政治体系理論における〈社会化の意味〉
おわりに 学問としての政治学をめざして |
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