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ジャンル 法律学

カバー写真 より良い家庭を築くための
家族関係

大久保治男著

定価2,563円/本体2,330円
四六判/239ページ/ISBN4-7556-1044-3

現代社会の大きな特徴であるマイホーム主義にみる核家族化の進行,そして情報化社会の進展や人口の大都市集中は,夫の単身赴任や共稼ぎ,受験競争による子どもや家族の極度の緊張,家庭内暴力,住宅難,ローン地獄,老人問題など,家庭におけるさまざまな不安定要素を生み出した。これらの問題は,家族の人間的な結びつき,「家族の団らん」を分断し,夫婦・親子の断絶,ついには家庭の崩壊へとつながりがねない。しかし,このような危機的傾向が強くなればなるほど精神的安定と活力回復,人間性尊重,豊かな生活のために「家族関係」はますます重要なものとなってくる。「家族」は人間にとって最も基本的かつ重要な生活単位であり,本能的な子孫繁栄や情緒安定(憩い)の愛の巣でもある。家族の役割は歴史の変遷にともないその内容を変えてきたかもしれないが,その本質は古今東西変わることがないであろう。現代社会における「家族関係」について考える。

第1章 家族関係総論
第2章 婚姻
第3章 婚姻の解消
第4章 親子関係
第5章 きょうだい
第6章 親族と扶養
第7章 相続
第8章 隣人関係
第9章 老人問題

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