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ジャンル 政治学 |
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ミッテラン時代のフランス(増補版) |
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シリーズ名 RFP叢書11/シリーズ「政治学のリサーチ・フロンティア」 |
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渡邊啓貴著 |
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定価3,738円/本体3,398円
四六判/404ページ/ISBN4-7556-1098-2 |
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ミッテラン社会党政権は,当初,共産党との連立も辞せず,フランス革命100周年では先進国首脳会議を記念イベントに位置づけてサッチャー首相の怒りを買い,東方外交や中東政策ではパワー・ポリティクスを貫徹させる。ミッテランのこのしたたかさは,フランス政治の姿でもある。本書は,成熟した大国の老獪さと苦悩を,ミッテラン大統領再選,フランス社会党の本質,自由な社会というイメージとは裏腹な「硬直した」フランス社会の構造,外国人問題,保守政府とのねじれ,フランス外交の特色などを通して分析した。 |
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第1部 「ミッテラン時代」とその政治的潮流
第1章 ミッテラン大統領再選
第2章 開かれたしなやかな左翼
第2部 現代フランスの社会構造
第3章 エリート支配の社会
第4章 フランスの公共政策形成過程
第5章 支配構造の底辺から
第3部 80年代ミッテラン政権の軌跡
第6章 社会党政権の誕生と政策転換
第7章 コアビタシオン
第8章 第二次ミッテラン政権
第4部 ミッテラン政権の対外政策
第9章 同盟も自立も
第10章 フランス外交の伝統とヨーロッパ統合
第11章 「ヨーロッパの新しい秩序」とフランス
補 論 「理性の結婚」から第二次コアビタシオン |
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