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ジャンル 政治学 |
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新しい地方政府 |
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シリーズ名 RFP叢書5/シリーズ「政治学のリサーチ・フロンティア」 |
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佐々木信夫著 |
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定価3,738円/本体3,398円
四六判/357ページ/ISBN4-7556-1104-0 |
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本書は,制度疲労した過度の中央集権国家をいかに地方分権国家に変革していくか,というこれからの政治テーマに本格的に取り組んだ理論書・実践の書である。“国が変わらなければ地方は変わらない”とよく聞く。しかし地方がそういっている限り何も変わらない。中央依存を断ち切り,自立した地方をつくる出発点は地方政府づくりにある。いまや,“地方が変わってこそ国が変わるときである”。都市社会における国民のニーズや地域需要はきわめて多様化している。ユーザー市民にあったまちをつくる「先端行政」は市町村の役割である。自治体が政策形成力を磨き,国の下請け的な「事業官庁」から,地域の政策形成の主体となる「政策官庁」に脱皮することが,21世紀の生活国家づくりの第一歩である。
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第1部 地方政府の構造と動態
第1章 都市型社会の政治
第2章 地方分権と地方政府
第3章 地方政府の政策過程
第4章 政策官庁としての地方政府
第5章 地方政府の税財政過程
第2部 地方政府の改革と政策
第6章 広域行政と府県制度
第7章 市町村制度と規模論
第8章 大都市と地方制度の改革
第9章 社会変動と公共政策
第10章 都市行政の理論と実際 |
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