|
ジャンル 政治学 |
|
|
中国エネルギー戦略 |
|
茅原郁生編
大西康雄/金山尚弘/小山堅/戸崎肇/渡辺搖著 |
|
定価2,990円/本体2,718円
四六判/304ページ/ISBN4-7556-1123-7 |
|
2010年,中国のGDPは米国を追い越すとの予測がなされる現在,中国が経済大国となり,軍事大国化するというシナリオも描かれている。しかし,中国が経済を発展させていくためには経済活動の基盤となるエネルギー問題を解決しなければならない。すでに石油の輸入国となった中国のエネルギー問題は,有限資源獲得の国際的競合を高め,中国国内の資源ナショナリズムの高揚や中東からの油送シーレーン防衛の問題とあいまってアジア地域の安全保障の課題ともなる。21世紀初頭を想定した中国のエネルギー問題,特に石油の需給関係を明らかにし,アジア地域の安全保障へのかかわりを問題提起する。 |
|
第1章 中国のエネルギー問題への視角
第2章 中国のエネルギー需給と問題点
第3章 不安定な移行期を迎える中国経済
第4章 中国の原子力開発と水力エネルギー
第5章 中国のエネルギーと環境問題
第6章 中国のエネルギーと安全保障の課題
第7章 中国のエネルギー問題に対する日本の対応 |
|
政治学・行政学・国際関係論書籍一覧へ |
Home |
|
|