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ジャンル 行政史 |
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日本行政史序説 |
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笠原英彦著 |
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定価3,300円/本体3,000円
四六判/273ページ/ISBN4-7556-1135-0 |
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行政制度は舶来品であるが,日本の土壌に移植されると,制度本来の機能は変質する。すなわち,日本の官僚制の背後には日本固有の文化が横たわっている。この「行政文化」が官僚制に特異な機能を発揮させているといえよう。古代および近代における太政官制と官僚制は,日本の行政の歴史に重要な役割を果たしてきた。太政官制のもつ日本固有の側面,とりわけ日本の官僚制との歴史的関係を明らかにし,特異な機能と大きな影響力をもち続けてきた官僚制のルーツを探り,中央・地方関係の歴史的性格を解明する。 |
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第1部 太政官制の成立と発展
序 章 太政官制の成立
第1章 太政官制の形成と機能
第2章 太政官制の展開
第3章 太政官制と近代化
第2部 日本官僚制と行政の発展
序 章 日本官僚制の起源
第4章 日本官僚制の思想
第5章 行政の発展と行政立法
第6章 行政改革と史的展開
第3部 天皇と地方統治
序 章 中央・地方関係の史的検討
第7章 行幸制の政治機能
第8章 行幸制と地方統治
第9章 巡察使制の機能 |
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