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ジャンル 政治学

カバー写真 冷戦後の国際関係

シリーズ名 RFP叢書13/シリーズ「政治学のリサーチ・フロンティア」

長谷川雄一/高杉忠明/河原地英武/斎藤直樹/渡邊啓貴著

定価3,740円/本体3,400円
四六判/331ページ/ISBN4-7556-1142-3

 東西対立が終焉し,国際平和が,核の恐怖の均衡によって支えられていた時代は,過去のものとなった。しかし,期待された相互信頼と相互協力に基づく世界平和は到来しなかった。米ソ二つの覇権国によって世界が二分されていた東西対立が崩壊すると,これまで抑えられていた民族紛争が,世界の至る所で火を噴いたからである。さらに,特定の政治的,宗教的イデオロギーに基づいた国際的テロリズムが,国境を越えて頻発するようになった。本書は,冷戦末期から冷戦終結をへて今日のポスト冷戦期に至る期間におけるロシア,ヨーロッパの安全保障,アメリカの東アジア政策と日本の安全保障および日本の国際的役割としての途上国に対する開発援助といった,冷戦構造解体過程の解明とポスト冷戦の国際政治の理解に重要性をもつ問題をとりあげ,実証的に分析した。

第1部 冷戦後の国際政治の流れ
第1章 旧ソ連・ロシアの外交戦略
第2章 冷戦後の軍事戦略と軍備管理
第3章 ポスト冷戦下の新しい秩序を模索する欧州
第2部 アジアの安全保障と日本の国際貢献
第4章 アメリカの東アジア戦略と日米関係
第5章 日本の開発援助と国際貢献

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