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ジャンル 政治学 |
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中国の政治社会 |
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シリーズ名 China Analysis7 |
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小島朋之著 |
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定価4,400円/本体4,000円
A5判/518ページ/ISBN4-7556-1149-0 |
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中華人民共和国は,1999年10月1日に建国50周年を迎えた。中国は1840年のアヘン戦争での敗北以来,日本を含めた西洋列強に領土を奪われ,権益を簒奪され,国際的威信を低下させてきたが,1949年の中華人民共和国の建国によって民族の解放と独立,飢餓からの解放を実現した。建国後の50年間は紆余曲折を繰り返したが,戦争と革命の混乱から驚異的な復興を果たし,経済と軍事の両面で「総合国力」の充実をなしえた。中国はいまや,ドル換算でGDP1兆ドルに接近,イタリアについで世界第7位に上昇し,また一方では核保有国の仲間入りを果たし,世界第1位の250万兵力を誇る「富強大国」への道を模索しはじめている。香港返還をはじめ,内政・外交,経済・社会など,最近の中国情勢を主に中国側の公開資料を材料に丹念に分析・整理し,中国の将来のシナリオを考える。
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第1章 中国は富強大国の道を歩むか
第2章 協調と強硬で揺れる中国外交
第3章 とう小平時代の終焉と安定重視
第4章 江沢民の「核心」体制の確立
第5章 新しい時代への陣痛はつづく |
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