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ジャンル 政治学 |
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富強大国の中国
−江沢民から胡錦涛へ− |
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シリーズ名 China Analysis8 |
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小島朋之著 |
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定価4,180円/本体3,800円
A5判/446ページ/ISBN4-7556-1175-X |
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「昇竜の中国」,「落日の日本」のイメージが東アジアでは定着しはじめている。バブルの後遺症から抜け出せずに「失われた10年」以上がまだつづく日本ではとくに,中国脅威論がしきりに語られる。中国の経済の躍進ぶり,増強しつづける軍事力を背景にした中国の大国ぶり,共産党独裁の体質が脅威論に説得力を持たせている。しかし,不動産を中心としたバブル,外資系企業依存傾向,財政赤字など経済の先行きは楽観できない。また,「大国外交」とはいえ,経済発展のためには対米宥和外交をとらざるをえない。脅威論を声高かにあげる前に,強みと弱みをあわせ持つ等身大の中国を冷静に分析することがいまこそ必要であろう。本書は2000年から2003年前半までの内政・外交に貫通する主要な潮流を浮き彫りにする。 |
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序 章 変容迫られる中国の政治社会
第1章 中台関係の新時代がはじまる
第2章 江沢民以後への模索はつづく
第3章 揺れる中国の対米・対日外交
第4章 大国との協調外交に全面復帰
第5章 中間階層と弱勢群体への分化
第6章 江沢民時代から胡錦涛時代へ |
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