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ジャンル 社会経済史

カバー写真 20世紀ドイツの光と影
ー歴史から見た経済と社会ー

齋藤晢・八林秀一・鎗田英三編著
守屋治善・大川勝康・堀内直哉・加藤浩平著

定価3,190円/本体2,900円
A5判/356ページ/ISBN4-7556-1184-9

ヴァイマル期,ナチス期,第二次世界大戦後のドイツ経済・社会における激動の歴史を探究する。第一次世界大戦の敗戦からナチズムへ,さらに第二次世界大戦へと進み,再び敗戦のなかで成し遂げた「奇跡の経済」復興のメカニズムとは何か。経済の発展とその時代に置かれた人々の状況,そして目に見えない絆としての社会階層などにも触れながら,ベルリンの壁によって分断された東西二つのドイツ,ドイツ統一後の諸問題についても論究する。

序章 本書の狙いと構成

第1部 第一次世界大戦とヴァイマル共和国
第1章 敗戦・革命とインフレーション
第2章 ヴァイマル経済と国際的・国内的考察
第3章 世界経済大恐慌と経済政策
第4章 ヴァイマル期の社会
第5章 社会層の動向
第6章 ナチスとドイツ国民
第7章 ヴァイマル期の平和運動
第8章 ドイツ平和協会
第9章 平和運動とナチズム

第2部 ナチス体制と第二次世界大戦
第10章 経済の奇跡と軍事経済
第11章 経済・社会構造の変化
第12章ナチス体制下の人々
第13章 ユダヤ人問題 の誕生
第14章 ナチスの反ユダヤ政策に対するユダヤ人の反応/第15章 人々の日常とホロコースト
第16章 ヒトラー外交と第二次世界大戦への道
第17章 『わが闘争』に見るヒトラーの対外構想
第18章 第二次世界大戦への道

第3部 20世紀後半のドイツ
第19章 敗戦とドイツ分割
第20章 「奇跡」経済復興
第21章 「大きな政府」の登場
第22章 ドイツ連邦共和国と「過去の克服」
第23章 「過去の克服」と若者文化
第24章 1970年代,1980年代の政治
第25章 西ドイツ社会の変化
第26章 ドイツ統一と旧東ドイツの経済停滞
終章 新しいドイツ

ドイツ史年表(1914年〜1998年)
索引(事項・人名)

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