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ジャンル 政治学 |
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くっき
崛起する中国
−日本はどう中国と向き合うのか?− |
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シリーズ名 China Analysis 9 |
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小島朋之著 |
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定価3,300円/本体3,000円
A5判/272ページ/ISBN4-7556-1188-1 |
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台頭あるいは勃興を意味する「崛起」は,経済発展がめざましい中国に今まさにふさわしい言葉といえる。しかし一方では,大国としての自信を持ち始めた中国に対する脅威論も沸き起こっている。繰り返し主張される2050年前後に「中華民族の偉大な復興」を実現するとの主張が,覇権の確立を目指すものではないかと警戒されている。そのため,胡錦濤政権は「和平崛起論」を提起し,中国の崛起は「平和的発展」であり,アジア太平洋地域にとって「大きなチャンスであり,脅威ではない」と強調した。しかし,東アジア諸国の疑念と懸念はおさまりそうもない。「中国の崛起」は平和的なものなのか覇権的なものなのか。その不確実性は,反日デモとその暴徒化,そして日中関係の不透明さなどとも連動している。今後の中国を予測するカギとなる中国の崛起の内容を検証する。 |
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序 章 胡錦濤時代が本格的に開始?
第1章 反日デモの過激化と中国内政
第2章 江沢民時代から胡錦濤時代へ
第3章 胡錦濤時代は協調重視の政治
第4章 胡錦濤時代の対日関係の行方 |
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