|
ジャンル 政治学 |
|
|
軍事技術覇権と日本の防衛
−標準化による米国の攻勢− |
|
松村昌廣著 |
|
定価3,080円/本体2,800円
四六判/255ページ/ISBN978-4-7556-1219-0 |
|
米国の強大な軍事覇権の維持・強化には日本などの同盟国との軍事協力と,指揮・統制のために高い相互運用性と軍事技術の標準化が必要となる。本書では,米国支配の構造を米国の軍事産業政策の強化やC4ISR(指揮・統制・通信・コンピーター・諜報・監視・偵察)による軍事情報通信システムの構築の視点から検証する。さらに,今後のイージス艦共同開発や戦域ミサイル防衛構想などの日米防衛協力のあり方,米国の攻勢に対する日本の制約と政策課題,それに対する処方箋を考察する。
|
|
第1章 米国−急激な縮小・再編成
第2章 欧州−米国の攻勢と防御的な縮小・再編成
第3章 日本−変化しない産業構造
第4章 急増する米国の国防費の隠れた狙い
第5章 9・11以後の米国の科学技術政策
第6章 日米イージス艦共同開発の限界
第7章 イージス・システム日米研究の舞台裏
第8章 米国の軍事技術移転管理体制
第9章 アングロサクソン5カ国における軍事協力・協働関係
第10章 国際民間組織NCOIC
第11章 多国間相互運用性協議会(MIC)への日本の加盟 |
|
政治学・行政学・国際関係論書籍一覧へ |
Home |
|
|