民主党政権下での政治・行政の改革動向と問題点を解説
実務経験者の視点で野田政権までの40論点を掲載
2009年の総選挙で国民に選ばれた民主党政権は,政治主導,事業仕分け,公務員制度改革などの課題に取り組むとともに震災対応,TPP,社会保障・税一体改革,普天間基地などの個別課題にも対応を迫られている。これらを含む40の論点を基礎から説明し改革方向を提示する。
本書は以下の三つの工夫をした。
第一に公共政策の視点から政策内容に触れるように努めた。第二に行政改革等の新しい動きを説明した。第三に読者のニーズの多様さを考え,章を二つに分け,基礎知識の部分と,問題点や今後の課題を考えてもらう部分にし,具体例や実際の経験を書くようにした。
|