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ジャンル 政治学

カバー写真 日本の地方政治
−展開と課題−

A・スティーブンズ著 石見 豊訳

定価2,750円/本体2,500円
四六判並製本/250ページ/ISBN978-4-7556-1256-5

◎地方政治の活性化は可能か
◎理論的・実証的な地方政治へのアプローチ
本書は,日本の地方政治の展開過程とその時々に当面してきた課題を検討する。東京,大阪などの地域の政治が地方政治の実態である。しかし,中央集権体制は地方政治を制約し続けたので,日本全体の傾向や特徴を把握したうえで,地域の事例から地方政治の特質を明らかにした。日本の政治は永田町だけで動かされているのではない。国と地方の相互作用で日本政治は形成され,地方の自律的決定が国を大きく動かすことも増えている。まさに地方政治を学ぶ重要性が高まっているのである。

序章 本書の意図と構成
第1章 戦前の地方統治体制
第2章 戦前期地方政治の形成
第3章 戦後改革と地方政治
第4章 高度経済成長と地方政治
第5章 「三割自治」下の財政運営
第6章 五五年体制下の地方政治
第7章 停滞する地方議会
第8章 地方の反乱
第9章 地方政治の腐敗
第10章 改革の時代
第11章 平成の大合併と地方政治
第12章 災害と地方政治
終章 地方政治の課題

著者紹介
森脇俊雅 関西学院大学教授


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