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ジャンル 政治学・行政学

カバー写真 震災復興における被災地のガバナンス

飯塚智規著

定価2,200円/本体2,000円
A5判並製本/226ページ/ISBN978-4-7556-1259-6

◎官民協働で復興を目指せ!
◎復興に取り組む自治体が直面する課題と対応方法を示す

2013年5月,内閣府は南海トラフ巨大地震の被害推計を発表した。死者32万人というその被害推計の大きさには圧倒される。各自治体は防災計画を見直し,大規模広域災害に備えなければならない。報告書は,防波堤の整備,ハザードマップの整備や避難計画の策定など,ハードとソフト面の政策を提言しているが,復旧・復興についての具体的な提言は少ない。 本書は復興期における具体的な施策,つまり各関係機関や被災者との間の合意形成や情報共有,役割分担などについてこれまでの巨大災害を調査し・分析した。そのうえで,復旧・復興時に,地方行政はその組織運営や住民との合意形成をどのようにすべきなのか,また行政は住民やNPOなどとどのように協働して対処していくべきなのかを具体的な提言として示した。

第1部 皇統の危機
第1章 これまでの復興研究とガバナンスをめぐる議論
第2章 住民意識の動向と地域の行政対応に関する研究
第3章 被災自治体の復興計画策定過程
第4章 東日本大震災における自治体間支援
第5章 復興時の住民参加と中間支援組織
終 章 ガバナンスの確立に向けての考察

著者紹介
飯塚智規
城西大学助教

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