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ジャンル 政治学

カバー写真 ボザンケと現代政治理論
−多元的国家論,新自由主義,コミュニタリアニズム−

芝田秀幹著

定価3,080円/本体2,800円
四六判上製本/286ページ/ISBN978-4-7556-1261-9

イギリス理想主義(オックスフォード学派)後期の代表的思想家の一人であるバーナード・ボザンケ(Bernard Bosanquet: 1848-1923)と20世紀初頭のイギリスおよびわが国,そして現代のアメリカの,ボザンケとは思想的に全く異なる,あるいは必ずしも同一ではないと見られているマッキーヴァー,ホブハウス,河合榮治郎,サンデルなどの思想家との関係を比較的観点から検討し,ボザンケとの思想的な関係を解明する。また,ボザンケの生涯と著作の分析によって,イギリス理想主義の全体像とボザンケの政治思想の内実を明らかにする「ボザンケ再発見」の研究である。本書は現代政治理論研究に欠かせない重要な文献の一つと言える。

序 章 バーナード・ボザンケとその周辺
第1章 ボザンケと多元的国家論ボザンケとマッキーヴァー
第2章 ボザンケと新自由主義ーーボザンケとボブハウス
第3章  ボザンケと近代日本ーーボザンケと河合榮治郎
第4章 ボザンケとコミュニタリアニズムーーボザンケとサンデル
第5章 ボザンケ系譜ーーボザンケの生涯と著作
参考文献/人名索引/あとがき


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