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ジャンル 政治学 |
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増補版ヨーロッパの民族対立と共生 |
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坂井一成著 |
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定価2,970円/本体2,700円
四六判並製本/324ページ/BN978-4-7556-1264-0 |
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民族問題がにわかに政治的課題として全面に出てくる1970年代初頭から民族をめぐる新たな政治状況が形成されるようになった1990年代末ころまでの現代ヨーロッパにおける民族対立の歴史を検証し,民族紛争は解決ないし未然に回避できるのであろうか,また民族共生はどのように実現しうるのかを考える。西欧政治の特徴的要素としての民主主義や人権,現代社会におけるガヴァナンスやグローバリゼーションなどを手がかりに,民族紛争を解消ないし予防する政治とは,いったいどのような政治なのかについて論及する。
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第1部 理論の射程
第1章 国際関係理論のなかの民族問題
第2章 ヨーロッパ国際政治における少数ガヴァナンス
第2部 国民国家と民族
第3章 戦後アルザス地域主義の展開と特質
第4章 フランスの対エスノ地域政策?1970〜1990年代
第3部 ヨーロッパ統合と民族
第5章 2008年憲法改正にみるフランスの政治過程
第6章 ヨーロッパ統合過程におけるエスノ地域の位置付け
第7章 教育・文化におけるヨーロッパ統合の進展とエスノ地域の位置付け
第4部 グローバリゼーションと民族問題
第8章 グローバリゼーションと民族をめぐる政治
第9章 民主主義の新たな課題と展望?多民族共生の政治に向けて
おわりに 民族問題の非政治化のために
参考文献/図表一覧
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