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ジャンル 政治学

カバー写真 近代日本の国際認識

長谷川雄一著

定価2,970円/本体2,700円
A5判上製本/320ページ/ISBN978-4-7556-1276-3

ペリー率いる黒船来航に始まる近代日本の国際認識を,大陸へのアジア主義的構想や対外移民論の歴史のなかから探る。特に排日移民政策など移民問題で軋轢を生じた米国に対する日本の知識人たちの米国認識や中国に関心を抱いた人物たちのアジア認識について論究する。
末永節(みさお),満川亀太郎,千葉豊治,永田稠(しげし),駒井徳三らの思想とその行動から近代日本史の航跡を辿る。

序 論 近代日本の国際環境と国際認識
第1章 日米関係における「ぺリー」の記憶
第2章 大正中期大陸国家へのイメージ
第3章 満川亀太郎の対米認識
第4章 北一輝と満川亀太郎
第5章 排日移民法と満洲・ブラジル
第6章 コロンビア移民の父・竹島雄三の移民論
第7章 「満州国」建国前後の関東軍移民計画
第8章 駒井徳三の中国認識
第9章 中里介山の中国認識
付録史料 カール・チースの近代日本論
解説「日本ノ政治経済及社会的生活ニ就テノ所感」
【史料】カール・チース稿(東亜経済調査局訳)

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