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ジャンル 政治学・国際関係論

カバー写真 欧州統合と共通農業政策

豊 嘉哲著

定価2,700円/本体2,500円
A5判上製本/204ページ/ISBN978-4-7556-1283-1
2016年8月発売

英国の国民投票によるEU離脱の衝撃は,今まで英国内の農業部門の多くを支えてきた移民労働者の問題に限らず,今後の状況次第ではEU農業全般に影響を及ぼす可能性が考えられる。そもそも,EUにおける共通農業政策(CAP)は欧州統合の当初から実施されてきた関税同盟と共に重要な共通政策の一つであった。それは,これまで各国で個別に実施されてきた農業政策を,加盟国共通のEU政策としてCAPのなかで数多く実践し欧州統合の牽引役としてその骨格を形成してきた。しかし,1992年に実施された改革以降は欧州統合の中核から外れ,CAP誕生以来積み上げられてきた農業政策の共通性は改革の進展とともに失われつつある。本書は欧州統合の推移とCAPの関係を検証し,CAPの再国別化(renationalization)や改革以降のCAPの特徴について論究する。


第1章 共通農業政策(CAP)の誕生
第2章 1992年共通農業政策改革とそれに続く改革
第3章 共通農業政策の再国別化の進展
第4章 小規模農家の欧州統合からの排除
第5章 EUにおける半自給自足農業向け支援と共同資金負担
第6章 EUの困窮者向け食料支援プログラムの導入
第7章 EUの困窮者向け食料支援プログラムの改革
第8章 アフリカ・カリブ海・太平洋諸国の特恵の浸食
●引用参考文献/略語一覧

著者紹介
豊嘉哲(ゆたか・よしあき)
山口大学経済学部教授。
京都大学大学院経済学研究科博士課程修了、経済学博士。
ブリュッセル自由大学欧州研究所客員研究員など歴任。
専攻 欧州経済、EU共通農業政策研究。

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