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ジャンル 政治学・国際関係論

カバー写真 ワンアジア財団7年のあゆみ 2009〜2016

ワンアジア財団7年のあゆみ編纂委員会編

定価2,200円/本体2,000円
A5版並製本306ページ/ISBN978-4-7556-1288-6
2017年8月発行

将来のアジア共同体の創成をめざすワンアジア財団の7年のあゆみを,大学における寄付講座であるアジア共同体講座を中心に振り返る。
2016年12月に設立されたワンアジア財団の7年のあゆみを記録する。
ワンアジア財団は将来のアジア共同体の創成に寄与することをめざして設立された。アジア各国間の幅広い経済・教育・文化交流および市民交流等を通じて,共通の価値観を醸成するとともに,アジア各国市民の相互理解および交流促進に向けた活動を行っている。
具体的には,大学における「アジア共同体講座」開設のための助成,年1回の「ワンアジアコンベンション」の開催が活動の中心となっている。
「アジア共同体講座」では,財団の活動に共感する大学教授によって,つぎの時代を担う各国の大学生に対するアジア共同体創設へ向けた教育活動が行われている。同講座は,「自由な研究スタンスを保障する」,「国益を代弁しない」,「企業名と人名を出さない」という財団のニュートラルな立ち位置が評価され,これまでに全世界で300以上の大学で開講されている。
「ワンアジアコンベンション」には,「アジア共同体講座」で講師を務めた大学教授等約600名が集い,交流とネットワークの緻密化を図っている。

第1章 ワンアジア財団の設立とその目的
1 アジア共同体への視点
1.1 国民国家を超えて
1.2 アジア共同体へのアプローチ
2 財団の設立とその目的
2.1 財団の基本財産
2.2 財団の目的
2.3 財団が行う事業
2.4 財団の基本理念
2.5 財団の活動原則
2.6 役員および評議員
2.7 顧問
3 アジア共同体講座
3.1 アジア共同体講座の理念
3.2 人類の英知と未来への信頼に基づく活動
3.3 アジア共同体講座の特徴
3.4 財団活動の広がり
3.5 未来を見つめて

第2章 ワンアジア財団のあゆみ
1 2009年のトピックス
1.1 財団の設立とその目的
2 2010年のトピックス
2.1 事務局の設置とアジア共同体講座構想
2.2 韓国放送通信大学での講義
2.3 日本におけるアジア共同体講座の開設に向けて
2.4 アジア共同体講座をなぜオムニバス授業にしたのか
2.5 ネットワーク構築の先駆
2.6 国際交流助成を推進
2.7 AECF,仁川コンベンションへの歩み
2.8 理事会における最初の講座開設承認
2.9 スタート時点の日本での講座開設状況
3 2011年のトピックス
3.1 日本の大学でのさらなる講座開設を目指して
3.2 3・11東日本大震災の影響
3.3 中央アジア歴訪を決める
3.4 中央アジア歴訪
3.5 コンベンション開催の発案を得る
3.6 東京コンベンションの開催
3.7 韓国でのアジア共同体講座の開講
3.8 東京コンベンションを契機として講座開設が広がる
3.9 日本,韓国以外の国・地域で講座がスタート
3.10 アジア共同体講座の書籍を出版
3.11 アジア経済共同体フォーラム2011で基調講演を行う
4 2012年のトピックス
4.1 新たな国・地域での講座開設
4.2 助成講座の定着化を図る
4.3 仁川コンベンションの開催
5 2013年のトピックス
5.1 バンドンでの地域コンベンションの開催を決意する
5.2 アジア・アフリカ会議の会場でのコンベンション開催
5.3 バンドンコンベンションと共同宣言
5.4 バンドンコンベンションの特色
5.5 地域コンベンションのその後
5.6 香港事務所の設立
5.7 スリランカ,ロシアでのアジア共同体講座の開設
5.8 体制を超えるアジア共同体講座
5.9 「アジア共同体研究センター」の設立
6 2014年のトピックス
6.1 アジア共同体講座の常設化
6.2 講座常設化に対する大学の反応
6.3 常設化大学での授業内容の変化
6.4 新たな国・地域での講座開設(2014年)
6.5 済州コンベンションの開催
7 2015年のトピックス
7.1 アジア以外の国・地域でのアジア共同体講座開設
8 2016年のトピックス
9 2017年4月現在の講座開設状況とこれからの展望

第3章 アジア共同体講座
1 アジア共同体講座の開設
1.1 なぜアジア共同体講座なのか
1.2 講座の現状をどうみるか
2 助成講座の暦年別の特色
2.1 2010年の特色
2.2 2011年の特色
2.3 2012年の特色
2.4 2013年の特色
2.5 2014年の特色
2.6 2015年の特色
2.7 2016年の特色
2.8 2017年の特色
3 アジア共同体講座開設大学一覧
4 アジア共同体講座を開講して
5 アジア共同体講座関連資料
6 助成講座および奨学金関連書類
7 アジア共同体講座関連出版物
7.1 ワンアジア財団の出版物
7.2 講座関連の出版物

第4章 ワンアジアコンベンション
1 ワンアジアコンベンションの開催とその展開
1.1 コンベンション開催の目的
1.2 コンベンション開催時の大学との連携
1.3 コンベンション開催の決定時期
1.4 基調講演・ラウンドテーブルへの取り組み
1.5 分科会について
1.6 同時通訳について
2 ワンアジアコンベンション東京2011
2.1 東京コンベンションの特色
2.2 東京コンベンションのプログラム
3 ワンアジアコンベンション仁川2012
3.1 仁川コンベンションの特色
3.2 仁川コンベンションの財団挨拶
3.3 仁川コンベンションのプログラム
4 ワンアジアコンベンションバンドン2013
4.1 バンドンコンベンションの特色
4.2 バンドンコンベンションの財団挨拶
4.3 バンドンコンベンションのプログラム
5 ワンアジアコンベンション済州2014
5.1 済州コンベンションの特色
5.2 済州コンベンションの財団挨拶
5.3 済州コンベンションのプログラム
6 ワンアジアコンベンション上海2015
6.1 上海コンベンションの特色
6.2 上海コンベンションの財団挨拶
6.3 上海コンベンションのプログラム
7 ワンアジアコンベンションプノンペン2016
7.1 プノンペンコンベンションの特色
7.2 プノンペンコンベンションの財団挨拶
7.3 プノンペンコンベンションのプログラム

付録CD ワンアジア財団7年のあゆみ−2009〜2016 資料編−の内容およびワンアジアコンベンション発表論弁を収録。

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